【慢性的な首肩こりの人が見落としがちな“背中の硬さ”】

2025年8月8日

首や肩のこりが慢性化してしまい、「マッサージしてもすぐ戻る…」「最近は背中まで重い感じがする…」そんなお悩みを抱える方が当院にも増えています。

実はこうした慢性的な不調の背景には、“背中の硬さ”が大きく関係しているケースが少なくありません。

今回は、あまり意識されにくい背中の硬さと首肩こりの関係について、整体の視点からわかりやすく解説していきます。

首肩こりの裏にある「背中の硬さ」とは?

首や肩の筋肉がつらいと、「その部分だけをほぐす」という対処に偏りがちです。

しかし、首肩こりが慢性化している人ほど、実は肩甲骨周りや背骨(胸椎・腰椎)の可動性が落ちていることがとても多いです。

背中は本来、呼吸や姿勢を支える重要なエリア。

ところがデスクワークやスマホ姿勢が続くと、背中が丸くなり、肩甲骨が広がった状態で固まりやすくなります。

この状態が続くと、首や肩の筋肉が背中の分まで頑張ることになり、常に過緊張の状態に。

つまり、「首や肩がこっているように感じるけれど、本当は背中が動いていないことが根本的な原因」になっていることが多いのです。

背中が硬くなると起こる悪循環

背中の動きが悪くなることで、以下のような悪循環が生まれます。

・肩甲骨が動かない → 首や肩の筋肉が代わりに働く → こりや痛みが蓄積

・背骨が硬い → 呼吸が浅くなる → 自律神経の乱れ・疲労感の増加

・姿勢が崩れる → 内臓の働きや血流にも悪影響

特に胸椎(背中の真ん中あたり)の柔軟性が失われると、身体全体の「しなやかさ」がなくなり、首肩への負担が増します。

この状態では、いくら肩だけをほぐしても根本的な改善にはつながりにくいです。

当院の整体アプローチ:背中までしっかり整える

整体院 tsunagu 成増院では、首や肩の症状であっても、背中や肩甲骨・骨盤との連動性を確認しながら施術を行います。

特に「慢性的に戻りやすいこり」や「原因がよくわからない重だるさ」のある方には、背中を含めた全体のバランス調整が欠かせません。

1.背骨の柔軟性チェックと調整

2.肩甲骨まわりの筋膜リリース

3.エレサスブラックによる深層部へのアプローチ

4.呼吸に関わる肋骨・横隔膜の調整

こうしたアプローチを通じて、「自然と呼吸が深くなった」「首肩の重さが軽くなった」と実感される方が多くいらっしゃいます。

自宅でできる背中ほぐしのセルフケア

整体と並行して、自宅でのセルフケアもとても大切です。

以下のようなケアを日常に取り入れてみてください。

1. 背中タオルストレッチ

バスタオルを丸めて床に置き、背骨のラインに沿って仰向けになります。

両手をゆっくりバンザイし、胸をひらくように呼吸。1回5分でOK。

2. 肩甲骨まわし運動

肘を曲げた状態で大きく円を描くように、肩甲骨をしっかり動かしましょう。

後ろまわし10回を目安に。

3. 背伸び+深呼吸

朝や就寝前に背中を大きく伸ばしながら、深呼吸を数回繰り返します。

縮こまりがちな背中の筋肉をやさしくゆるめます。

少しずつでも習慣化することで、背中の柔軟性が改善され、首や肩のこりにくさにもつながっていきます。

まとめ

見落とされがちな“背中を整える”ということ。

首肩こりといえば「肩をもむ」「首をストレッチする」といった方法に偏りがちですが、

それで改善が長続きしない方こそ、“背中”の柔軟性に目を向けてみてください。

背中の動きがよくなることで、姿勢が整い、呼吸が深くなり、結果として首肩の負担が軽減されていきます。

当院では、全身のつながりを見ながら、一時的ではなく「症状が出にくい身体」を一緒に作っていくことを大切にしています。

「背中の硬さが気になる」「首肩の不調がなかなか改善しない」

そんな方は、ぜひ一度、整体院 tsunagu 成増院にご相談ください。

お身体の状態を丁寧に見させていただき、最適な施術とセルフケアをご提案いたします。

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