【呼吸が浅い人の首肩こり、原因と対策について】

2025年7月3日

最近「呼吸が浅いかも…」と感じていませんか?

ストレスや緊張が続くと、無意識のうちに呼吸が浅くなり、胸や肩がギュッとこわばってしまう方が多く見られます。

当院にも「最近疲れやすくて肩が重い」「呼吸が浅くて眠りも浅い感じがする」といったご相談が増えてきています。

今回は「呼吸が浅い人に起こりやすい首肩こり」について、原因と対策を専門的な視点からわかりやすくお伝えしていきます。

呼吸と首肩こりの関係とは?

呼吸は、本来リラックスと深く関わる動きです。

しかし、呼吸が浅くなると、交感神経(緊張モード)が優位になり、筋肉が常にこわばった状態になります。特に影響を受けやすいのが、首から肩、背中にかけての筋肉です。

浅い呼吸では「胸式呼吸」が多くなり、肩や鎖骨を持ち上げるような呼吸のクセがつきやすくなります。

このとき酷使されるのが、「僧帽筋(そうぼうきん)」「胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)」などの筋肉。

本来リラックス時に働く「横隔膜(おうかくまく)」がうまく使えていないため、首や肩の筋肉に負担がかかり続け、コリや張りの原因になるのです。

また、呼吸が浅いと酸素の取り込みも減るため、筋肉内の疲労物質がうまく処理できず、結果的に「回復しにくい身体」になってしまうことも。

呼吸を整えることで改善する首肩の不調

当院では、首や肩の筋肉をゆるめるだけでなく、呼吸のパターンにも着目して施術を行っています。

特に意識しているのが、横隔膜や肋骨まわりの動きの改善です。

呼吸に関わる筋肉や関節をやさしく整えることで、自然と深い呼吸ができるようになり、それに伴って首肩まわりの緊張もほぐれやすくなります。

深い呼吸ができるようになると、自律神経のバランスも整い、全身の回復力が高まっていきます。

ご自宅でできるセルフケア

以下は、呼吸の浅さを改善し、首肩こりの予防にも役立つ簡単なセルフケアです。

① 仰向けタオル呼吸法

バスタオルを丸めて背中の下(みぞおちのあたり)に敷き、仰向けに寝て腹式呼吸を行います。

お腹をふくらませるようにゆっくり吸い、ゆっくり吐くのがポイント。1回5分ほどでOKです。

② 肩甲骨ゆらしストレッチ

両肩をすくめるように上げたあと、ストンと下ろして脱力。

そのあと、肩甲骨を軽く寄せて深呼吸。胸をひらくことで、呼吸がしやすくなります。

③ 姿勢リセット

デスクワークやスマホ操作の合間に、壁に背中をつけて立ち、頭・背中・お尻・かかとを壁に軽くつけて深呼吸。

正しい姿勢を身体に覚えさせる効果があります。

まとめ 〜呼吸と身体を整えに来ませんか?〜

呼吸が浅くなることで、首肩こりや全身の不調につながることは意外と知られていません。

でも、呼吸の質が変わるだけで、身体は確実に変化していきます。

「肩をもんでもすぐに戻ってしまう」

「なんとなく疲れが取れにくい」

そんな方は、呼吸や姿勢を整えるところから、身体を見直してみるのも一つの手です。

呼吸の変化が、身体の回復力を引き出す第一歩になります。

今回は【呼吸と首肩こり】に関するお話をさせて頂きましたが、何から初めていいか分からない方の方が多いと思います。症状が出てもほったらかし、そして慢性化、非常にもったいないですよね。身体に変わるための〝きっかけ〟を与えられるかどうか、そこが非常に重要になってきます。変わるチャンスはいくらでもありますから。

整体院 tsunagu 成増院では、症状に対する施術はもちろんですが、その先にある症状が出にくい身体作りに対してもより力を入れております。呼吸・姿勢・筋肉のバランスまでしっかり見ていくことで、一時的なケアではなく根本改善をサポートしています。

お一人お一人にあった最善のご提案をさせて頂いております。身体のことでお悩みの成増周辺にお住まいの方・お勤めの方はぜひ一度、整体院 tsunagu 成増院にご来院ください。

整体院 tsunagu 成増院は、あなたの“なりたい身体”を全力でサポートいたします。

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