【扁平足と腰痛の関係性について〜どんなに腰やお尻をほぐしても良くならない理由〜】
扁平足の構造と特徴
通常、足には内側アーチ、外側アーチ、横アーチの3つのアーチがあります。皆様、ご存知でしたか?これらが地面からの衝撃を吸収し、身体全体のバランスを担う役割を果たしています。しかし、扁平足は、これらの各アーチが低くなるため、足の骨や筋肉、靭帯にかなりの負担がかかります。また、足のアーチが壊れると、地面からの衝撃が十分に吸収できず、その影響が上半身にまで伝わってしまうんです。そこまでイメージできている方は少ないですよね。
扁平足と腰痛の関係について
扁平足の人は、足のアライメントの崩れにより、足首や膝、骨盤にまで影響を及ぼします。例えば、足の内側が過剰に倒れ込む「過剰回内(オーバープロネーション)」が発生です。過剰回内が起こると、身体全体のバランスが崩れ、結果として腰痛につながるケースが多いです。
扁平足による負担と姿勢への影響
扁平足の人は、足のアーチが崩れることにより、歩行時に本来の体重移動がしにくくなります。その結果、足から腰への負担が増し、歩行や日常の姿勢に影響を与えるようになります。特に、長時間の立ち仕事や歩行の際に、足元(足首)の不安定さが膝→股関節→腰にまで影響し、身体を支えるあらゆる筋肉の疲労を起こしやすくなってしまうんです。また、無理な姿勢や歩き方が習慣化すると、腰部の筋肉や靭帯に常に負担がかかり続け、慢性腰痛へとつながってしまいます。
扁平足が原因の腰痛への対策
扁平足による腰痛の対策としては、まずインソールの使用です。特にアーチサポートがあるインソールは、足のアライメントを補正し、床からの衝撃を早くする効果が期待できます。インソールを使用することで、歩行時の負担を軽減されると同時に体幹を鍛えることで、上半身安定性が向上し、腰への負担を軽減させることができます。体幹トレーニングを取り入れるのも良いと思います。
ストレッチとリハビリテーションの重要性
扁平足による腰痛の改善には、足の柔軟性を高めるストレッチやリハビリテーションが重要です。 特にふくらはぎやアキレス腱、足裏の筋肉を伸ばすことで、足関節や膝、骨盤のスムーズな進行、正しい姿勢を維持することにもつながります。また、足裏の筋肉を強化するトレーニングを行うことで、足のアーチをサポートし、腰痛の予防にも繋がります。
専門的なサポートと専門的な治療
扁平足と腰痛の関係は、専門家のサポートを受けることで、効果的に対策を長くすることが可能です。専門家に相談、指導のもとで正しい姿勢や動作を習得し、適切な治療を受けることは、長期的な腰痛予防にとって非常に重要です。
まとめ
扁平足が腰痛へとつながるメカニズムとしては、足のアライメントが崩れることから始まり、そのことが膝や骨盤、脊柱にまで影響を及ぼすことになります。正しいインソールの使用や体幹トレーニング、ストレッチを行うことが腰痛の予防には効果的です。また、専門家のサポートを受けることも、症状の緩和や予防に◯です。
腰が痛いから腰を押す!時には大切なことかもしれませんが、その場しのぎである可能性は非常に高いです。しばらくすると、また腰の痛みが・・・。疲れを取るという目的ならいいのですが、腰の痛みを取り除きたいといった目的が明確にある場合は、足の状態をチェックしてもらったりするなど、少し見方を変えてあげるのもいいかもしれませんね。
今回は【扁平足と腰痛の関係性】に対するお話をさせて頂きましたが、何から初めていいか分からない方の方が多いと思います。症状が出てもほったらかし、そして慢性化、非常にもったいないですよね。身体に変わるための〝きっかけ〟を与えられるかどうか、そこが非常に重要になってきます。変わるチャンスはいくらでもありますから。
整体院 tsunagu 成増院では、症状に対する施術はもちろんですが、その先にある症状が出にくい身体作りに対してもより力を入れております。
お一人お一人にあった最善のご提案をさせて頂いております。身体のことでお悩みの成増周辺にお住まいの方・お勤めの方はぜひ一度、整体院 tsunagu 成増院にご来院ください。
個人的には、ファイテンの靴下もオススメです♪
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引用:ファイテンホームページ